身近な自然と科学
  1. 病気の豆知識

腹痛は原因不明のまま治ることが多いが、命に関わることもある

転げ回りたいほどの激しい痛みは胆石や腎臓結石が多いですが、 激しくキリキリ痛み、顔面蒼白・冷や汗・吐き気があるような場合には、 虫垂炎・胃潰瘍などで腸や胃に孔が開いて腹膜炎を起こしている疑いがあります。
腹膜炎は体力の無い人や高齢者の場合には病気が酷くなると症状が和らぐことがあるので要注意です。
⇒ 腹膜炎を参照
一刻も早く治療しないと生命を失いかねません。
また、ショックで意識を失う場合がありますので自動車の運転は症状が落ち着くまで中止してください。

⇒ ショックとは

*鈍痛の場合は対症療法ですむ場合が多いようです。

*食事の有無に関係なく、疲労や長時間のドライブなどで腹痛になる場合は骨粗鬆や脊椎の病気も疑ってみます。

*小麦粉製品や魚介類、果物など、特定の食物を食べた後の腹痛、嘔吐、発疹など、または食後運動しての腹痛などは、 ⇒食物依存性運動誘発アナフィラキシーも参照

⇒ タラ、サバ、イカなどを生で食べた後12時間以内に激しい上腹部の痛みがあったら参照

生牛肉を食べたり、牛や羊に触れた1から14日後に、 激しい腹痛と水様性下痢(その前に風邪症状がある場合もある)、1〜2日後に鮮血性下痢
⇒ 腸管出血性大腸菌感染症
ノロウイルス流行期(主に冬季)に嘔吐や下痢、微熱がある場合には
⇒ ノロウイルスによる感染性胃腸炎も参照のこと

⇒ 鼠径部(腿の付け根)やその少し下に軟らかい腫瘤を感じたら、ヘルニアも参照

腹痛の症状と疑われる疾患

症状8〜症状14は、直ぐに命に関わるもので、至急診療を受けてください

症状1みぞおちが付近が痛む
症状2右上腹部付近が痛む
激しい痛み、右肩付近も痛み出す。ときに発熱や黄疸、吐き気ある。
⇒ 胆石症・胆嚢炎・胆管炎の疑い。
⇒ 胆石症・胆嚢炎・胆管炎を参照
症状3腹の中央部や腰が痛む
⇒ 腎盂腎炎の疑い
⇒ 腎盂腎炎を参照
症状4左上腹部が激しく痛み、痛みが内股に移る
⇒ 左腎結石の疑い
⇒ 腎結石を参照
症状5右下腹部が痛む
症状6左下腹部が痛む
症状7下腹部が痛む
症状8女性:突然、下腹部に激痛が走り、激痛は間欠的に続き、吐き気、嘔吐がある
卵巣嚢腫茎捻転(らんそうのうしゅけいねんてん)の疑い
卵巣嚢腫茎捻転危険な病気なので至急病院に行ってください

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症状9(妊婦或いは妊娠の可能性がある無月経の女性)突然、下腹部に激痛が走る。急性貧血がある
子宮外妊娠の疑い (ショックを起こすことがあるので危険です、至急病院に行ってください
症状10上腹部が突然痛み出し、その後、腹部全体が痛む。激痛が持続する。吐き気、嘔吐、発熱がある
胃または十二指腸潰瘍の穿孔の疑い。ショックを起こすことがあるので危険です、至急病院に行ってください
症状11腹部全体が突然激痛に襲われて激痛が続く、または疝陣(発作的に激痛を繰り返す。吐き気、嘔吐、排便が止まり、口から糞臭がする
腸閉塞の疑い。ショックを起こすことがあるので危険です、至急病院に行ってください
⇒ 腸閉塞(イレウス)を参照
症状12腹部全体が突然激痛に襲われて激痛が続く。吐き気、嘔吐、血便がある
腸間膜血管閉塞症の疑い。(心臓病の人に多い)
腸間膜血管閉塞症は、 ショックを起こすことがあるので危険です、至急病院に行ってください
症状13胸の中央、左胸、左上腹、背中、左肩に激痛が持続する。吐き気、嘔吐、鼓腸(腸内にガスが集積して膨張し、腹部の膨満)、発熱がある
急性膵炎、急性脾臓壊死の疑い。ショックを起こすことがあるので危険です、至急病院に行ってください
症状14(動脈硬化、腹部大動脈瘤のある人) 腹部全体から腰背部に掛けて突然激痛が走る。吐き気、嘔吐がある
腹部大動脈瘤の破裂の疑い、非常に危険

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