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病気と症状の知識 ⇒

心臓がドキドキする、動悸がする

心臓がドキドキと感じる動悸には、心臓の病気が原因のものと心臓以外に異常のあるものがあります。
心臓に疾患があることが判明している方は心臓に動悸の原因があると思われますが、心臓に異常がないと思われている方は下記をチェックしてみてください。

動悸の状態と病気

起き上がったとき、または、長時間立っていたときに動悸を覚える

起立性調節障害の疑いがある(自律神経失調によるもので、立ちくらみや脳貧血、めまい、頭痛が伴うことがある)
⇒ 起立性低血圧症

糖尿病で血糖降下薬やインスリンを投与している方の動悸

薬剤による低血糖の発作の疑いがある(手指の震え、脱力感、冷や汗などが伴うことがある)

咳や息切れ、痰を伴う動悸

呼吸系の病気、心不全のおそれがある

不安・緊張・興奮時などに起こる動悸

洞頻脈(どうひんみゃく)の疑いがあるが、洞頻脈は興奮時に起こる自然なもので病気では無い

発熱時・飲酒時・喫煙時・風邪薬などの薬剤やコーヒーなどでカフェインを摂ったときの動悸

洞頻脈の疑いがある

疲れていたり、顔色が悪いときに起こる動悸

貧血の疑いがある
⇒ 貧血が起こる病気

動悸の他に、全身の倦怠感・息切れがある、長期間に及ぶと爪がスプーン状になったり嚥下障害が起きる

鉄欠乏性貧血の疑い

動悸の他に、全身の倦怠感、息切れ、舌の疼痛、味覚異常、知覚異常、消化不良、食欲低下がある

巨赤芽球性貧血の疑い
この病気は、骨髄で赤血球が作るときに必要なビタミンB12と葉酸が不足して正常な赤血球が出来ないことによって発症し、 ビタミンB12の摂取障害は胃炎や胃の切除で起こりやすく、葉酸の摂取障害は空腸(小腸の前半部)の狭窄や癌によって起こりやすくなる

動悸の他に、息切れ、出血しやすくなり、感染症に罹りやすくなる

再生不良性貧血の疑い
再生不良性貧血は造血幹細胞がなんらかの異常を起こし、赤血球、白血球、血小板が十分に生産されずに発症する

動悸の他に、貧血、左上腹部痛、高熱、黄疸がある

溶血性貧血の疑い
溶血性貧血は、酸素を身体中の細胞に送る赤血球が通常の寿命より異常に早く破壊されてしまう病気の総称。後天的な原因が多いが、膠原病などの自己免疫疾患と関係がある

動悸の他に、倦怠感、出血しやすくなり、感染症に罹りやすくなる。リンパ節が腫れ、関節痛、発熱する

急性白血病の疑い
⇒ 白血病の症状

喘息や脳梗塞、動脈閉塞などの薬を飲んでいるときに起こる動悸

血管拡張薬の影響の疑いがある

(女性に多い)動悸の他に、大量の汗が出る、痩せる、イライラする、眼球が飛び出ているなどの症状がある

甲状腺機能亢進症の疑いがある。この病気は、甲状腺のホルモンの異常によって発症する
⇒ 甲状腺機能亢進症

発汗、ふるえ、頭痛、血圧上昇(発作的な上昇も含む)を伴う動悸

褐色細胞腫、低血糖のおそれがある
褐色細胞腫は副腎髄質に出来た腫瘍による圧迫・開放によってカテコールアミンが発作的に放出されて血圧が発作的に上昇するもの。血圧上昇時に失神することもあるので要注意

頭重感や不眠症を伴う動悸

高血圧症の疑い

糖尿病や肝硬変を伴って動悸がする

ヘモクロマトーシスの疑い
脳や心臓、すい臓などの全身の臓器に鉄が過剰に蓄積することによって発症する。 鉄の過剰蓄積は先天性の場合と、輸血などによる場合がある。最初に、肝臓と膵臓で発症することが多い。治療法は、週に1,2回血液を抜いて鉄量を減らす

動悸の他に、脱力感、震え、発汗、意識の低下

低血糖症の疑い

(胃を切除した人)食後30分以内に動悸の他に、冷や汗、腹痛、下痢などが起こる

胃切除後症候群の疑い
胃の機能低下によるが、胃切除後10年以上経って症状が出る場合がある

息苦しさ、手足の痺れ、意識障害を伴う動悸

過換気症候群の疑い
⇒ 過呼吸症候群(過喚起症候群)を参照
⇒ 人間と炭酸ガスを参照


以降は一刻を争うほど危険な動悸

動悸の他に、浮腫み(むくみ)や呼吸困難がある

心臓の機能が低下している(心不全)の疑いがある

動悸の他に、胸の圧迫感や痛み、息苦しさを伴っている

狭心症の疑い
狭心症の発作は、身体を動かしているときや就寝時に起こる
⇒ 狭心症

動悸の他に、脈が異常に速い、息切れ、胸に圧迫感がある

頻脈性不整脈の疑いがある
心臓の筋肉が不規則に動いて血液ポンプの役割を果たさなくなる心房細動の前兆のことがあるので、直ぐに病院へ

動悸の他に、脈が毎分30から40回と遅くなり、めまい、息切れ、ときに失神することがある

除脈性不整脈の疑いがある(心臓から送り出される血液量が少なくなっている)

失神、めまいを伴う動悸

洞機能不全症候群、房室ブロック、心室頻拍の疑いがある
⇒ 不整脈が起こる病気

多尿を伴う動悸

上室性頻拍の疑いがある

突然始まって突然終わる動悸

上室性頻拍、心室頻拍、心房細動、心房粗動のおそれがある

徐々に始まり徐々に終わる動悸

洞性頻脈の場合が多いが、逆流性弁膜症、心不全、甲状腺機能亢進症、貧血、肺気腫でも起こる

脈が規則的で速いときの動悸

上室性頻拍、心室頻拍、心房粗動、洞性頻脈などの疑いがある

脈の速さに関係なく不規則なときの動悸

心房細動の疑いがある
⇒ 不不整脈についての早分かり

脈は規則的で、たまに抜けるときの動悸(瞬間的に強い動機を感じる)

期外収縮、U度房室ブロック、洞房ブロックなどの疑いがある

動悸の他に、下肢の浮腫み、呼吸困難、胸部の不快感がある(酷いときは失神する)

心筋症の疑い
心筋の肥厚、心臓肥大、ウイルス感染による炎症などが原因になるが不明なことも多い

動悸の他に、発熱・筋肉痛があり、酷くなると浮腫みや息切れが起こる

心筋炎の疑い
⇒心筋炎についての早分かり

突然、動悸の他に、息切れ、呼吸困難が起きる。指先や唇が青くなる(チアノーゼ)こともある

酷いときはショック状態になり、突然死することもある
肺動脈血栓塞栓症(肺梗塞)の疑い
脚の静脈に出来た血の塊が肺に運ばれて発症することが多い(ロングフライト血栓症・エコノミークラス症候群)。脚を伸ばさない状態から立ち上がったときに発症することが多い






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