乳幼児の嘔吐と下痢
症状と疑われる病気
症状１- 風邪症状に伴う嘔吐と下痢がある
症状２
- 嘔吐を繰り返す
- 膿や血便が混じった下痢便が出ることがある
- 腹痛が激しい
- 熱が出ることがある
症状３
- 水様の下痢便と嘔吐がある(どちらか一方のこともある)
- 熱が出ることがある
- 風邪症状を伴うことがる
症状４
- 胃腸炎の治癒後に、下痢と嘔吐だけが続く
症状５
生後３ヶ月以内の乳児
- 授乳後に口から、だらだらミルクを吐く
- ゲップと一緒に吐く
- 授乳後しばらくして吐いたときにはヨーグルト状のものを吐く
⇒噴門弛緩症の疑い
噴門は食道から胃への入り口で、正常では胃から食道へ逆流しないように閉じられています。
体重が増えていれば心配ありません。
通常、生後３ヶ月を過ぎた頃には治ります。
症状６
- 授乳後、噴水のように吐く
- 尿や便の回数が少なくなった
- 体重が増えない
症状７
- 吐き気、嘔吐が続く
- 高熱が続く
- ぐったりして意識が混濁する、意識が無くなる
⇒乳幼児の発熱を参照
至急受診する必要があります
症状８
- 突然、腹部を痛がって激しくなく
- 激しく嘔吐する
- 痛みや嘔吐は数分間で収まるが、数十分後に再び起こり、これを断続的に繰り返す
- 粘血便が出る
- 腹部にしこりがある
至急受診する必要があります
症状９
- 緊張や興奮したとき、叱られたときに、突然、嘔吐する
心配ありません。嘔吐したときに叱ってはいけません
症状１０
- 突然、吐き始め、腹痛を訴えながら半日〜１日ぐらい吐き続ける
- 吐く物が無くなると黄色い胃液や茶色の物を吐く
- 吐しゃ物はリンゴの腐ったような酸っぱい臭いがする
周期性嘔吐症の旧名は自家中毒症です。
糖分などを代謝するときに出来るアセトンが体内に溜まるために嘔吐します。
２〜７日で自然治癒しますが、栄養補給と脱水にならないように水分補給だけはしてください。
水分を受け付けないときは点滴をする必要があります
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