身近な自然と科学
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糖尿病に効く身近な薬用植物

イチイ(一位)


上の写真はイチイが赤熟した実をつけたところ
雌雄異株で、3〜4月頃に開花し、9月頃熟して甘く食べられます。
名前の由来は、「笏」を作った木なので官位の「一位」を当てたと言われます。
常緑高木、
利用部位:葉
採取時期:必要時

調製
葉を日干しにする
これを生薬名で一位葉(いちよう)と言います。

利用法
一位葉5−10グラムを1日量として煎じ、3回に分けて飲みます。用量厳守
高血圧の人は禁忌

『新版家庭の医学(主婦の友社 平成18)』によれば、1〜2日で血糖値が下がり始め、3ヶ月から半年飲み続けると健康な状態まで回復する。
「八味丸」を一緒に飲むといっそう高い効果があります

クコ(枸杞)


ナス科低木
ナス科植物には毒性があるものが多く、食用にしている茄子に毒性が無いのは例外です。
クコは薬になるのすから多少は毒性があるのでしょう。
利用部位:根
採取時期:秋

調製
根を掘り上げ、皮を剥いて日干しにする。
これを生薬名で「地骨皮(じつこつび)」と言います。

葉の日干し・・・生薬名:枸こ葉(くこよう)
果実の日干し・・・生薬名:枸こ子(くこし)

利用法
地骨皮6−15グラムを煎じて3回に分けて飲みます

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