膀胱炎に効く身近な薬用植物
アケビ
上の写真は、5つ葉アケビの花
自生は山間部ですが、園芸店などで苗木が販売されています。生け垣に植えている家もあり、探せば身近にあります。
3つ葉、5つ葉と種類はありますが、薬効は同じです。
採集時期:初夏、花の咲いている頃
利用部位:太い茎
生薬名:木通
利用法:皮をはぎ、3日ほど日干しにして保存します。
1日3−6グラムを煎じて、3回に分け、食後に飲みます。
尿の出が良くなりますが、10倍以上の量を飲むと、腎機能不全に陥ることがあります。
煎じた液には、グラム陽性のかん菌、赤痢菌、皮膚真菌類などに抗菌作用があります。
*生薬名「木通(もくつう)」で漢方薬局で入手でます。
ナデシコ
秋の七草の1つです。種子の日干し:生薬名:瞿麦子(くばくし)
利用部位:種子
採取時期:秋
調製:果実を乾燥させて種子をとります(瞿麦子)
利用法:瞿麦子6−8グラムを1日量として3回に分けて飲みます。
妊婦は禁忌
ノカンゾウ
山野の湿り気のある所に自生しています。花を観賞するために売られている場合があります。
利用部位:根
採集時期:夏から秋
調製:根を日干しにする
利用法
20−30グラムを1日量としてして煎じ、3回に分けて飲みます
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