身近な自然と科学
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  2. 中国医学・経穴(ツボ)

ダイエット、痩せるつぼ(経穴)

新陳代謝を活発にし、合わせて体内の水の流れを良くして痩せさせようという方法です。
肩甲骨の内側の最下端から指幅3本分下がったところにある つぼ・魂門(こんもん)を、親指の腹で20から30回垂直に押します。
魂門は、肩甲骨の内側下端から指幅3本分下、背骨を挟んで左右に指幅3〜4本分離れた所にあります。

施術される者をうつ伏せに寝かせ、左右の魂門を、両手の親指を使って同時に押します。
あまり強く押さないで、気持ちが良い程度の力加減です。
魂門は気血の流れを良くします。

肋骨の最下端の高さの腺が背骨の交わったところに、つぼ・命門があります。
その命門から左右に指幅2本分のところに、つぼ・ 腎兪 (じんゆ)があります。
腎兪も背骨を挟んで左右にあるので、魂門と同じように同時に押します。

腎兪のツボは、腰部の神経痛、腎機能、泌尿器関係に効果があります。
伝統的な中国医学では腎機能が衰退すると体力が無くなると考えているので、腎機能を活発にして新陳代謝を促そうということです。
身体内部の新陳代謝が活発になればエネルギーが消費されるので痩せると考えるのでしょう。

身体の前面、お臍から指幅1本分上に、つぼ・ 水分 (すいぶん)があります。
このつぼを、仰向けに寝かせた治療を受ける人の呼吸に合わせて、両手の親指を重ねて、4秒間ぐらい掛けてゆっくり、垂直に20〜30回押します。
押した親指を離すときも、4秒間ぐらい掛けてゆっくり離します。
治療を受ける人が息を吐くときに押し、息を吸うときに離します。
水分のツボは文字通り、体内の水分量を調節する機能があります。

天枢 (てんすう)、 大巨 (たいこ)は便秘を解消するつぼです。
あまり強い力で押してはいけません。

天枢はお臍から左右に指幅3本分離れた所にあります。
大巨は天枢から指幅2本分下がった所にあります。

整体

整体では左肩が下がっていると食欲が旺盛になると考えているので、痩せるためには左右の肩の高さを揃えて食欲を抑制します。
  1. 施術を受ける人を顔を真下にして、うつ伏せに寝かせます。
    このとき、左右の足を30〜40cm広げさせ、左右の肩を揃えて寝かせます。
  2. 施術者は両手の親指を重ねて、施術を受ける人の胸椎10番の左方向約6cmの所を6秒間押し、10秒間休みます。
    (上記の腎兪が腰椎2番の下、腰椎の上の胸椎は12番まであります。
    1椎の間隔は2〜3cmです)
    2を3回繰り返します。
  3. 2と同じように、胸椎2番の左方向約6cmの所を6秒間押して10秒間休みます。
    胸椎2番は左右の肩甲骨の尖った部分を結んだ線と背骨が交わった所から2〜3cm上です。
    3を3回繰り返します。

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