身近な自然と科学
  1. 病気の豆知識
  2. 薬が効くしくみ

心臓の薬が効くしくみ

心臓の病気には、弁の異常によって血液を送る能力が落ちるもの、心筋を動かす命令の伝達系に異常があるもの(不整脈)、 心筋に血液を送る冠状動脈が動脈硬化を起こして心筋の力が弱るもの(狭心症や心筋梗塞)などがあります。
これらの病気は最終的には外科手術によって根治するものが多いですが、病状の軽い場合には薬剤による治療が行われます。

心筋が弱っている心不全

強心剤
心臓を動かす筋肉(心筋)が弱っている心不全の場合には、心筋を収縮させる強心剤が使われます。
心筋は心筋細胞内のカルシウム濃度が高くなると収縮する性質があります。 そのため、強心剤と呼ばれる薬は心筋細胞内のカルシウム濃度を高める作用をするものです。代表的な強心剤には、ジギタリス製剤、カテコラミン製剤があります。

高血圧を伴う心不全高血圧を伴う心不全
不整脈抗不整脈剤
不整脈の治療薬は症状によって適用の薬剤が分かれます。


狭心症狭心症
狭心症は心臓表面にある冠状動脈が一時的に細くなったりして心筋が必要とする酸素や栄養が行き渡らなくなって起きます。


プライバシーポリシー

連絡先(fnas_web@yahoo.co.jp)