title-logo

歩くより自転車に乗る方が疲れるようになったら老化の兆し

週に一度ぐらいは自動車を動かさないと「いざ鎌倉!」という時に動かないだろうと、ちょっと遠くの道の駅まで行っています。
すると、ロードバイクに跨って走っているグループをよく見かけます。 車を運転している側からすると恐い存在なので対向車が来ない内に追い抜こうとしたのですが、 制限速度40kmの路を50km近くで走り出し数秒間並走状態の後ようやく抜くことが出来ました。

ロードバイクというのは一般的な軽快車、ママチャリより自転車本体の重量は半分近く軽い10kg前後、 路面との接地抵抗を少なくするためにタイヤは細くなっています。 自動車で言えば、アルトやミライースのように自重を軽くして路面との接地面積が小さいタイヤを付けています。
軽く接地抵抗が小さいので小さなエンジンでもスピードが出る反面、 タイヤの設置面積が狭いので路面の凸凹を吸収しきれずに乗り心地はよくありません。

上記の様にロードバイクはスピードが出る構造になっているのですが、もちろん、人並み以上の脚力が無ければスピードは出ません。
その脚力なのですが、自転車はペダルを下に押さなければ進みませんから足を下げる力が必要です。
自転車を漕ぐ力
一般的に歩くより自転車を漕いで移動する方が楽なのですが、老化などによって脚力が弱くなって来ると自転車より歩く方が楽になります。 自転車は両脚を使いますが、疲れる原因は主に足を引き上げる方にあります。
たとえば、左足を下げているときは自然に右足が上がりますが、それは自転車のクランクを通して左足に上げて貰うか右足を自ら引き上げるかになります。
楽に自転車を漕げるのは左足を下げる力を強くしなくて済む右足を意識して上げる方です。
競技自転車に乗る方はペダルと足を輪の様な物で固定して足を引き上げるときの力でもタイヤを回すようにしています。
表題に挙げた「歩くより自転車に乗る方が疲れるようになったら老化の兆し」という意味は、この足を引き上げる動作にあります。
足を引き上げる動作でタイヤを回さなくても足を自発的に引き上げることが出来れば反対側の脚の負担は軽くなるので疲れ難くなります。
高齢者はちょっとした段差でも躓くと言われますが、これは歩行時に足が上がらないからです。
歩行には差し支えないぐらいは足を上げられても自転車の様に大きく上げられないのが、自転車を漕ぐと疲れる原因です。
極端な話、自転車を10km漕ぐより歩く10kmの方が楽ということにもなります。

散歩でも意識して脚を上げて歩けば老化防止になると思いますが、規律正しい行進をしているようで私的には好きではありません。
自転車は一方の足を押し下げれば、ペダルに載っている他方の足は否応無く引き上げなければなりませんから、フォームを気にする必要がありません。 その上、体重はサドルに掛かるので膝への負担は軽く、疲れて脚を止めれば惰性で走り、その間は椅子に座って休んで居るのと同じです。環境が許すなら歩くより自転車がよいです。
室内で自転車漕ぎと同じ運動が出来る「エアロバイク」や「スピンバイク」と呼ばれる物がありますが、街中を走るだけでも気分転換にもなるので出来れば自転車ですね。