title-logo

百円ショップで見つけた microUSBのスマホにType-Cケーブルを接続する変換アダプター

スマホの給電やデータ転送にはmicroUSBが多く使われていましたが、この頃はType-Cが多くなりました。
ダイソーやセリアなどの百円ショップにもType-C関連のスマホグッズが多く見られるようになりました。
Type-Cのメリットは、スマホなどに挿し込む時に裏表を気にしなくてよい、規格上は最高電圧20Vで電力を送れる、ということでしょう。
電圧を高くすると配線が細くても多くの電力が送れるのでスマホなどの充電が短時間で済むということですが、現状でのType-Cのメリットは充電するときにプラグの裏表を気にしなくてよいことでしょう

Type-C接続のスマホなどを増えた為に従来多く使用されていたmicroUSB接続の充電器をType-Cに変換するアダプターは多くありますが、 その逆、Type-Cの充電器などをmicroUSB接続の機器に接続するアダプターはあまり見かけませんでしたが、セリアに「アットキュー microUSB充電通信変換アダプター」がありました。(2019年3月)
アットキュー microUSB充電通信変換アダプター
スマホ用汎用充電器はまだmicroUSBが多いのでType-CからmicroUSBに変換する必要が無いからアダプターが少ないのだと思いますが、Type-C接続を持つ急速充電可のスマホが多くなると、 microUSB機器にType-Cを接続するアダプターは無くなるか百円では買えなくなるかも知れません。
Type-C は接続する部分の規格ですが、接続する側と接続される側を結ぶ通信線を持つために USB PD (USB Power Delivery)という仕組みを使うことが出来ます。 USB PDを使うと、スマホなどの接続される側が受け入れることが出来る電圧値を充電器側に返すので、供給する電圧値を5V、9V、15V、20Vから選んでスマホに供給します。
電流の場合は充電器側がたとえ100A供給出来てもスマホ側の抵抗が下がらない限り必要以上の電流は流れないので故障することはありません。
電流=電圧÷抵抗
ですから、たとえば、電圧5V、抵抗5Ωなら電流は1Aしか流れません。
充電器が供給出来る電流が多過ぎて壊れるならスマホ側の設計が悪いのです。家庭に送られてくる交流100Vに常夜灯の様な100V用豆電球を繋いでも壊れないのと同じです。

しかし、電圧は電流と異なって「圧」という文字が示すようにスマホなどの電子機器に「電気の力」を掛けますから、設計以上の電圧を供給すると壊れます。
電流=電圧÷抵抗
の電圧が高くなるのですから電流が増えます。電流が増えると、
消費電力=電流×電流×抵抗
ですから、消費電力が増えます。この消費電力の多くは熱になるので回路が焼損し、最悪では発火します。 特に、スマホなどに使われているリチウム充電池は燃えやすい物で作られているので引火すると大変な事になります。

そこで、急速充電が充電出来るものは、受け入れることが電圧を充電器に伝えるUSB PD (USB Power Delivery)という通信の仕組みが必須になります。
ところが、Type-CをmicroUSB機器に接続する場合は、充電器側に5Vのみ受け入れますという信号を返す必要があります。デジタル信号で返すにしても安価だと思いますが、 機械的に接続するだけの規格Type-C にUSB PD (USB Power Delivery)が付いているかどうかは別な話なので、混在していて使用する側が間違えて使った場合は機器が壊れる発火するなどの事故に繋がりかねません。
5Vを超える電圧を出力する充電器は、USB PD (USB Power Delivery)に対応していない機器には5Vしか出力しなければよいだけですが。
アットキュー microUSB充電通信変換アダプター注意書き
セリアで購入した「at.Q Type-CからmicroUSB変換アダプター」には、USB PDには対応していないと書かれているので、5Vで使うのが安全です。