自由研究の手引き:ボウフラの観察方法

蚊が卵を産み付けつける水はどんな水か

  1. 上の図のように用意したビンを、蚊が居そうな場所に一晩置く
  2. 目の細かい網(網戸用の網等)か紙でビンにふたをしてボウフラが出るのを待つ
  3. ボウフラが出なかった場合は、(1)からやりなおす。

アカイエカの場合
吸血から3日で卵を産む
それから2日でボウフラ
1週間でオニボウフラ
それから3日で成虫
成虫の寿命は2,3週間

蚊の退治法に蚊の好みそうな物陰や木陰に水を入れた空き缶などを置いて、ボウフラが出てきたら水ごとボウフラを棄てるというものがありますが、 棄てるのを忘れると蚊の飼育場になってしまうので勧められません。

蚊の発生の予防法 には水溜りが出来そうな所に油を少し入れておくと、水が溜まったときに水表面に油膜が出来てボウフラが呼吸できなくて死ぬというのがあります。
油が地面に流れると環境的には良くないですが。

池や水連などの鉢では観賞魚のグッピーや鮒などを飼育しておくと、産卵にきた蚊やボウフラを食べてくれます。
「蚊を絶やす」という意味で移入されたカダヤシという魚が居ます。