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アカヒレの飼育(再挑戦)

2014年9月7日、ホームセンターの売り場で売れ残っていたアカヒレを全て購入しました。
全てと言っても4匹なのですが、ここの売り場は小さく、常時、たくさんのアカヒレが泳いでいる訳ではありません。
とすると、売り切ってから新しい魚を仕入れる可能性があります。そうだとしたら、売れ残った4匹は丈夫だということです。
と、勝手に推測して、どうなりますか・・・

飼育水槽は、コトブキ工芸のレグラス(14リットル)。
濾過は底面ろ過フィルターが使いやすいのですが、手許に無いので、とりあえず、何も入っていないガラス水槽に、ハイポでカルキ抜きした水道水を入れ、そこにアカヒレを無造作に入れました。
水温はほぼ同じですが、水質の水合わせはやっていません。水合わせをしないから病気を引き起こすと言われそ うですが。

この水槽には外掻け式フィルター(ProFit Filter X1)が付いていたので試しに入れてみると、水流が強すぎてアカヒレが流されてしまいました。
そこで、水流を弱めるために、水中ポンプの出口のパイプ内に、生椎茸が入っていた網を少し切って丸めて挿入してみました。
これでアカヒレが流されない程度まで水流が弱くなりましたが、まだ、疲れそうです。
網の代わりに濾過材のポリエステルウールを入れると水流は弱くなりますが、目詰まりしやすく、掃除のときにはウールが取り難くいので使わない方がよいです。

更に水流を弱めるために、ポリエステルウールで水の吸い込み口のストレーナースポンジを包みました。(ウールの上から縫い物用の糸を巻いて留める)
この水流の中でも餌を食べますが、これでもアカヒレには水流が強いようで、常時、フィルターを稼動させると弱りそうです。
更に弱くすることは出来ますが、弱すぎると濾過になりません。
タイマーを使って間歇的に稼動させた方が良いように思います。

外掛けフィルターの濾過材は、活性炭などで有害物質を吸着するだけなので定期的に交換する必要があります。
こんな不経済なことはやっていられないので、専用濾過材の代わりにポリエステルウールを入れました。
給水口に巻いたポリエステルウールと共に、フィルターの中でも、有害なアンモニアを硝酸塩に変えるバクテリアが殖えることを期待します。

ところで、アカヒレの購入時から、スマートな体形のアカヒレが、腹部が少し大きいアカヒレを追い掛けることがありました。産卵行動かも知れません。アカヒレの産卵時季は、加温をしなければ、春と秋、水温が20〜25度です。
アカヒレは卵を産み落とすので、底砂だけでは孵化までに食べられてしまう可能性が高いです。
そこで、水槽の底に荒めの砂と小石を入れ、その上に、百円ショップで買った園芸用の鉢底網を敷きました。

卵が運よく鉢底網の下に落ちれば、孵化まで食べられずに済みます。
ついでに、手許にあった人工の水草を入れました。稚魚が上がってきたときに隠れ場になるでしょう。

9月14日、アカヒレ購入から1週間、産卵していませんが、4匹元気です。
3月に飼い始めたときには購入翌日に病魚を発見し、4日後から次々☆に成ってしまいましたから、購入の際の、魚選び、タイミングが重要なのかを改めて実感しました。

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