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初心者用観賞魚と水草の備忘録

アナカリス、カバンバ、マツモの栽培難易度
マツモは、週に何度も水換えをする水槽でよく育ち、水換えをしないと育ちが悪く、水換えしないで放置すると全滅することがあります。

アナカリスは、マツモに比べると育ちは悪いですが、メダカが死んでしまうような水質でも全滅することはありません。

カバンバは、売り場では多く見かける水草ですが、殖やそうと思うと意外に気難しいです。

水草が綺麗に生えている水槽は綺麗ですが、古い葉や成長が遅いものには苔が付くので魚の飼育以上に手が掛かります。
また、土に生える植物では、根が水に浸かっている状態や根詰まり状態が長く続くと根腐れを起こしますが、 水草の場合も淀んだ水では枯れてしまいます。

水槽の照明について
LED照明器具が市場に出る前は、観賞 魚用水槽の照明は専ら蛍光管でした。
家庭用一般照明器具がLEDになるにつれ、水槽用もLEDになり、少し高価なものになると、白色LEDに 植物の光合成に適した波長を持つ赤色と青色のLEDを混ぜた照明器具になっています。
小型水槽にアナカリスとマツモを入れた場合、 小型LEDデスクライト(3W)でも水草は僅かですが伸びるのを確認しました。
LEDデスクライトで水草
ベタを飼育している水槽です。
⇒初めて闘魚ベタを飼ってみた
光合成に適した光が強く出る照明を使えばコケも多く生えるので、 強い光を必要としない水草の場合は白色LEDだけの照明器具の方が都合がよいと思います。

アカヒレ、メダカ、グッピーの飼育難易度
病気を持っていないという前提で一番強いのはグッピーの雌です
水量が30リットル程度あれば、夏の炎天下かつ水替えをしなくてもかなりの数がひと夏生き残りましたが、雄は全滅に近くなります。
グッピーの雌はホテイアオイが枯れるような水質でも生き残ります

メダカは高温低温には強いですが、水質の悪化にはグッピーやアカヒレほど強くないようです。

熱帯魚の中で飼育が最も易しいのはグッピーです。
しかし、健康な個体(魚)を入手した場合は直ぐに殖えるので気が優しい人には不向きです。
というのも、購入した親魚の様に綺麗な仔魚が殖えるとは限らず、奇形魚も直ぐに出現します
殖えて飼い切れなくなるのはグッピーだけで無く、普通のメダカも同じです。