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木彫りの模型船(舟)の作り方

小学生の頃、夏休みの工作で簡単な木彫りの舟を作りました。彫った努力を買ってもらおうというだけなんですが(笑)
実際に水に浮かべて遊ぶのでは無く、装飾品の船なので、木目が綺麗に出ている木材を使ってください。
仏像などの木彫り用木材でなくてもいいですが、ヒノキ、ケヤキ、サクラ、ナラのようになるべく工芸品向きの樹木で彫った方が簡単かつ完成後の見栄えがします。
手に入った木材に合わせて舟の大きさを決めます。

下図のように、軟らかい鉛筆などで材木に舟の形を描きます。
この線が彫るときの目安です。

掘る部分は、始からノミや彫刻刀で彫ると手間が掛かるので、掘りたい深さの少し手前まで描いた線に沿ってドリルでたくさん穴を開けてしまいます。

このとき、底まで突き抜けないようにしてください。
穴は出来るだけたくさん開けてください。
開け終わったら、ノミや彫刻刀で穴と穴の間を彫って繋げて大きな穴にし、成形して紙やすりを掛けます。
周りは鋸で切り落としてから、ノミや彫刻刀で成形して紙やすりを掛け、必要なら透明ニスを塗ります。
帆をつけたり、櫂をつけたりするのもいいかも。