身近な自然と科学

スマホ用アプリ Microsoft数学ソルバーの使い方

2021年5月27日更新

パソコン用の数学ソフトにはwxMaximaがありますが、スマホ用アプリには?と探して、Microsoft数学ソルバーというアプリを見つけました。ただ、Microsoft数学ソルバーは算数・数学の学習用で高度な計算には対応していません。
PlayストアーでのMicrosoft数学ソルバー紹介記事
特徴は、簡単な問題しか解けませんが、手書きや写真入力が出来、問題によっては解き方が表示されることです。

アプリを起動すると
Microsoft数学ソルバー起動画面

Microsoft数学ソルバーで因数分解をする

シャープペンで紙に数式を書いてカメラ入力してみました。
Microsoft数学ソルバーにカメラ入力
入力して計算を実行すると(因数分解を指示する命令は無い)
Microsoft数学ソルバーで因数分解した結果
因数分解の方法や数式のグラフまで表示されます。

Microsoft数学ソルバーで連立方程式を解く

簡単な連立方程式なので数式はキー入力しました。
Microsoft数学ソルバーで連立方程式を解いた結果
解き方について、代入法、行列を使う方法、消去法が表示できます。Microsoft数学ソルバーが学習アプリだと判りますね。

Microsoft数学ソルバーで微分と積分をする

数式 2x^3+4x^2-2x-4 を微分してみます。
微分や積分の記号は前記しましたが、下図の左端の赤字5で示した部分をタップします。
微分や積分記号を出す方法

Microsoft数学ソルバーで微分した結果
微分した答えが 6x^2+8x-2 と出ました。
今度は、これを積分してみます。
Microsoft数学ソルバーで積分した結果
微分してから不定積分したので元の数式にあった定数(ー4)が消えて、積分定数Cに変わっています。
微分してある数式を積分することは微分方程式を解くことと同じです。
積分定数が含まれているときは一般解、積分定数が含まれていないときは初期値を与えて積分しているので特殊解と言います。