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皆既月食を望遠レンズで撮る

2011年12月10日皆既月食を望遠レンズで撮ってみました。

本来なら月の撮影では色収差(色滲み)が出やすいので、色収差の少ないEDレンズを使った天体望遠鏡に一眼レフカメラに合ったTリングを使って撮ると良いのですが、寒くて望遠鏡を出すのが億劫だったので、ニコンの一眼デジタルカメラD40に望遠レンズ(COSINA 100-300mm F5.6-6.7)で撮ってみました。


上写真の上段は、21時46分からほぼ10分おきに、ISO200、F5.6 250分の1秒で撮ったものです。
カメラ用三脚にカメラを固定してシャッターは手で直接押しています。
下段の写真は、月食が進行し、肉眼でも食の部分の月面が見えるようになったのでISO1600に変更して撮ったものです。
上写真下段の左の写真は 色収差が顕著に出ています。
一般用の望遠レンズでも最近のものは、EDレンズや非球面レンズを使っているものが多いので、天体撮影用にも使いたいときは、F値の小さい(明るい)もので、収差をよく補正してあるものを選んでください。

下写真は、皆既月食中(23時12分)を撮ったものです。
2011年12月10日 皆既月食の写真
ISO1600 F5.6 f300mm端 露出2.5秒分の1 シャッターボタンを押したときにカメラが動かないようにセルフタイマーを使っています。
皆既月食の後半も写真に撮りたかったのですが、寒気のために断念しました。
光害の酷い所なので天体観測ドームを造っても宝の持ち腐れの感がありますが、寒い時季に天文現象があると寒さ除けに欲しくなりますね。



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2018年1月31日の皆既月食
2月2日に掛けて関東地方に雪を降らせる南岸低気圧の通過と、それに伴って小さな前線が出来ると予報されている天候が下り坂の中での皆既月食でした。
月食が始まる20時50分頃には薄雲が空の南側に掛かりましたが、辛うじて月には雲が掛かっていません。
2018年1月31日20時50分の月
2018年1月31日 皆既月食の始まった時の写真
欠け始めは雲に掛かったかと心配しましたが、月面の色が変わり始めたので雲では無いと
撮影カメラ NIKON COOLPIX P610
F6.3 ISO250 露出時間1/250秒 焦点距離236mm
ニコンのP610は、光学倍率60倍のコンパクトデジタルカメラです。概観・大きさは小型一眼レフ並みなのでコンパクトでは無いですが、一眼レフの様にレンズ交換が出来無い、レンズで結像させた像をを電気信号に変える撮像素子の大きさが小さいためにコンパクトデジタルカメラに分類されています。

2018年1月31日21時20分の月
2018年1月31日 皆既月食時の部分月食の写真
F6.5 ISO400 露出時間1/125秒 焦点距離310mm

2018年1月31日22時3分皆既月食中
2018年1月31日 皆既月食の写真
F6.7 ISO1600 露出時間1秒 焦点距離215mm
月面には地球の大気層を通過したときに波長の短い青系が失われた太陽光が屈折して当たっているために、月面は赤っぽく見えています。
暗くなった月の左側には、かに座の6等級の恒星が2つ確認できます。
これ以降少し厚い雲が掛かり出したために満足できる写真は撮れませんでした。





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