草木染めの簡単な方法
誰でどこでも簡単に手に入る玉ねぎで染めてみよう
用意するもの
- 玉ねぎの外側の茶色の皮2~3個分
- ミョウバン 染める布100グラムに付き5グラムが必要
- ホウロウ、または耐熱ガラス製の鍋
- 染めたい布・・・白いハンカチや毛糸など
染める前に、媒染液(ばいせんえき)を作っておくことにする。
媒染液とは、染料と繊維を媒介して固着させるためのものです。
ミョウバン5グラムを湯で溶かして2リットルの水に加えて出来上がります。
この量で布地100グラムが媒染できます。
染め方
- 鍋に玉ねぎの茶色の皮と水を入れて20分に煮て、煮汁だけ取る
- 鍋に1で作った煮汁を入れて火にかけ、染めたい布を入れ て20分に煮る
- 2の布地を媒染液に30分間浸してから水洗いをする
- 3で水洗いした布地をもう一度、2の処理をして、水洗いをして乾かして完成。
媒染液の種類を変えてみる
*鉄媒染液
食酢200ccに古釘400グラムを入れて20分間に煮て1週間放置後、この液10ccを数リットルの水で薄めて使う。
*銅媒染液 古釘の変わりに銅を入れる
玉ねぎ以外の物を使ってみる
桜、フジ、ヨモギなどを使ってみる
布重量の3~4倍の重量を使う
ウコン(カレー粉)を使ってみる
玉ねぎの皮で染め、ミョウバンで媒染すると黄色に染まります。
鉄媒染液を使うとこげ茶色に染まります。