身近な自然と科学

ダイソー LED有線マウスは使えない?


SANWA MA-WHNB25 というバッテリーを使わないワイヤレスマウスが壊れました。
このマウスは、マウスバッドから交流によって変化する磁界を出し、マウスに内蔵されたコイルで変化する磁界を交流電流に変換してマウスを稼働させる電力として利用する優れものです。
不具合は、シングルクリックがダブルクリックになってしまったり、ドロー中にクリックになったりする現象なので、壊れた箇所は、スイッチ周りで部品さえあれば容易に直せるはずです。
とは言っても修理は高く付くので、ダイソーで「LED有線マウス」税込み550円 Lot No.1503CE を買ってきました。
ダイソーLED有線マウスパッケージの写真

3分岐のUSBハブの一つにマウスの尾っぽの先のUSBを挿し込むと、マウスから発光ダイオードの青い光が放たれました。
ダイソーUSBマウスに電源を入れたときのLED発光の写真
この光はマウスの筐体の隙間から漏れるのでは無く、側面の半透明な部分から出るものです
マウスを使ってみると調子が良いです。DPI切り替えボタンが使えこなせないというか、現在のDPIが幾つなのか判りづらいですが、 マウスの大きさも長さ12.6cm 幅6.3cmあるのでちょうどよく手のひらに馴染みます。

ところが、翌朝(これを書いている今朝)、マウスを動かしてもポインターが動かなかったり動いても意図しない方向に動いてしまいました。これでは、壊れたマウスより始末に負えません。
パソコンは朝まで電源を入れっぱなしでディスプレーは消しましたがスリープにしていた訳ではありません。
USBハブの差し込み口を替えたりUSBハブを替えたりしても正常に動いたり動かなかったり、パソコンを再起動させても同じです。
しかし、正常に動き出すと明日は判りませんが正常に使えます。

この不具合は、マウスの消費電力に原因がありそうです。 特に、マウス接続時に必要な電力が供給されないとマウス内のデバイスが正常に起動しないと思われます。
パソコンに接続する機器では、“USBハブを使わないでください”という注意書きはよく見かけますが、このマウスもそうかも知れません。
マウスぐらいでパソコンのUSBひと口使われたらたまったものではありませんが、この不具合が私のパソコンだけで起こるなら幸いです。