静電気の存在を確認出来る箔検電器の簡単な作り方
静電気が有るか無いかだけを知るには、特別な道具は必要ありません。下敷きをこすって、小さな紙を吸い付けただけでも分かるのですから。
 ここでは、良く知られているものを紹介しましょう。 
 手作りも簡単に出来ます。 
 
 
 静電気があるかどうか調べるには、静電気が起きているらしい物を、ゴムのふたから出ている金属部分に近づけます。すると、金属はくに、プラス電気あるいはマイナス電気が帯びます。 
箔検電器を作ってみた
材料

- 小さな瓶(図のものは15cm)
 - 針金(直径1mmほど)
 - 薄いアルミ箔(板チョコの包み銀紙)
 - 厚いアルミ箔(キッチン用)
 
箔検電器の作り方
- 針金を芯にして、厚いアルミ箔で下写真のように形作る 

下部の二股に分かれている部分は、薄いアルミ箔をリボン状に切って付ける。
このとき、薄いアルミ箔のリボンの上端は厚いアルミ箔で包み込んでとめる。
接着剤などは使わないこと。

 - 1で作った物を瓶に入れる。 
瓶の口部分はゴムなどの絶縁物でふさぐのがですが、空気が乾燥している冬季に作ったので乾いた紙で塞ぐ
紙でふさいでも上からロウソクのロウをかけたり、出来ればゴムで塞ぐ 
 下の左の写真は、で擦った発泡スチロールに作った“はく検電器”を近づけたところです。 
 開いているアルミ箔に注意してください。 
 アルミ箔を閉じるには、瓶から出ているアルミ部分に手を触れます。 
 
 
 はく検電器を作る上で大切な事は、はく検電器の金属部分から電気が逃げないように周囲と絶縁することです。