身近な自然と科学

トイ・デジタルカメラを買ってみたけれど

リサイクルショップのジャンク売り場で「 MIRAX 」というデジカメを300円で買ってきました。
画像を表示する液晶ディスプレーは無く、内部メモリーとSDメモリーカードが使えます。
カメラ本体には「2.0MEGA PIXELS」、箱には「3MEGA Max Pixel」と表示してありますが、型名が「MDC-130」ですから、1.3メガが正直なところなのでしょう。
パソコンとはUSB接続でケーブルは付いていましたが、添付ソフトが欠品でした。
電池を入れると作動してシャッターボタンを押すと「ピ」と音が2度し、撮った枚数を表示するカウンターが増えました。
動くらしいと判るとパソコンに取り込みたくなります。
案ずるより生むがやすしで、パソコン(WindowsXP)に接 続してみると、パソコンが認識してドライバーをインストールしてくれ、デジカメ内部のメモリーをストレージ(USB接続の外部ドライブ)として画像をパソコンに取り込むことができました。
MIRAXの最高画質(2408×1536)で撮って6分の1に縮小したのが下の写真です
独特な雰囲気のある写真に仕上がっていますが、最高画質で撮る意味の無い画質です。
(トイカメラの独特な写りを楽しむなら一興ですが)
その上、シャッターを押してから1秒ぐらい経ってから写真が取れるという使い物にならないほど長いタイムラグがあります。

トイ・デジタルカメラMIRAX の概観写真
トイ・デジタルカメラMIRAX で撮った秋の公園の写真

デジカメがダメならWebカメラ機能ですが、ドライバーソフトが無いとどうにもなりません。
画像のEXIFに
Camera make: SQ Tech. Co.,Ltd
Camera model: SQ908 MEGA-Cam
とありました。
Q908 MEGA-Camは玩具デジカメ定番の画像ユニットです。
そこで、同じSQ908を使っているVQ-1005のドライバーを、VistaQuest からダウンロードしてインストールしました。
これで、Webカメラになりましたが、画像が暗いです。
デジカメの画像整理に便利な「ThumbsPlus」で画像のEXIFを詳細に調べると、カメラの感度がISO60相当でした。