VLCで二カ語字幕付きのTS動画ファイルを観られるようにする
地上デジタルやBSデジタル放送を録画して得られるファイルは、TSファイルと呼ばれている。
2ヶ語(または解説音声)+字幕付きの動画を、VCLメディアプレイヤーで自在に再生できる動画ファイルは次の方法で作れる。
TSファイルを入手できる方は、それなりにファイル操作に慣れていると思うので、使うソフトのダウンロード先や使い方は省く
先ず、TSファイルから字幕ファイルを抽出する。
抽出に使うのは、TS関連のファイル置き場にある「up1052」を使う
次に、XMedia Recode で、TSファイルを2ヶ国付きのTSファイルに変換する。 MP4ファイルに変換してもよいが XMedia Recode で直接変換すると非常に時間が掛かるので、2段階でMP4に変換する
再変換したTSファイルを Avidemux でMP4(H.264)ファイルに変換する。
音声が2トラックになっているので、音声はコピーする。
MP4に変換したファイルと 字幕ファイルを XMedia Recode で結合する。
形式は、Matroska
ファイル拡張子は、mkv
XMedia Recode では、映像、音声(2トラック)はコピー、字幕ファイルをインポートしてコピーに設定する。
映像と字幕がずれている場合は、SubtitleWorkshop で合わせる。
このときに、文字コードが変わって文字化けしてしまうので、字幕ファイルをXMedia Recodeにインポートする前に文字コードを直しておく。
また、字幕ファイルの文字表示時間より前の部分が大幅に削除されてしまうので、SubtitleWorkshop で変換する前の部分を保存しておき、ずれを直してから貼り付ける。
削除されてしまう部分には、字幕の表示位置やフォント、文字色が含まれているので、保存しておき、ずれを直した後にそれを貼り付けておかないと字幕表示がうまく再現されない。
映像と字幕がずれないように録画するには、字幕付き番組が始まってから録画するようにする
以上の方法で、VLCで音声を選べ、字幕の表示非表示も選択できるようになる。