ミライースにポータブルナビゲーションをインダッシュナビ風に付ける
100円ショップのダイソーで購入した金属フックを利用した前作は、金属フックを付ける両面テープが夏の車内室温で外れてしまったので作り変えました。
2017年5月にモデルチェンジしたダイハツの軽自動車(新型)ミライースを購入したのを機にポータブルナビを新調しました。
購入したのはアマゾンで、 ベルソス 7インチワンセグるるぶ内蔵ポータブルナビゲーション (ブラック) (VSEG001) ブラック VS-EG001
ゼンリンの地図が入っていて、踏み切りや一時停止があると警告してくれ、ミライースのダッシュボードの下にある棚(?)に置いても滑り落ちないしGPSも受信できるので、ナビ画面を見ずに音声案内だけで運転するのには好都合でした。(このナビにはビデオ入力が無いのでバックカメラのモニターには出来ない)
と思ったのですが、進路変更の音声案内が実際より早く出るので、 進路変更したい交差点の手前に右折レーンがある交差点が近接していると手前の右折レーンに入ってしまい、間違えに気づいても右折する羽目に何度もなりました。慣れれば問題ないのでしょうが、運転中でもナビ画面を見なければ間違うと・・・
ところが、ミライースにはポータブルナビを設置する所が見つかりません。
ポータブルナビの設置場所定番はダッシュボードの上ですが、ミライースはダッシュボードが高いので7インチナビでは視界を遮られて。
結局、CD付きラジオの位置(インダッシュナビを入れるところ)にポータブルナビを付けるしかありません。
ラジオを抜いて、 4,5万円でインダッシュナビを入れれば綺麗に納まるのですが、せっかく買ったポータブルナビなので何とか・・・
ラジオを抜いてその孔に合う枠を作り、それにポータブルナビを付けるのが一番が良いのでしょうが、今度はラジオの始末に困るので、 下写真の様に安直にラジオの上にポータブルナビを被せてしまいました。
少し 出っ張っていますが、一応「ポータブルナビをインダッシュ風に」ということで。ダッシュボードの上に載せて視界を遮るより安心です。
30km走行し、ちょっとブレーキを強く踏んだことがありましたが、ナビは外れませんでした。
もっと綺麗にやれ、というご批判はあると思いますが、試作品ということで。
ナビを止めるポイントは、ラジオが付いている左右にあるエアコンの送風口ある、送風の向きを変える羽根の軸を使って、ナビを留める板を固定するところです。
硬質の薄い板が見つからなかったので、百円ショップのダイソーで売っている1mm厚のポリプロピレン板を下写真の様に切りました。
上図の寸法は、入るように少しずつ切って行ったので概値です。適正寸法とはかけ離れている可能性があります。
上図の赤丸内に「軸」と白地で表示している部分に、エアコンの送風口の羽根の軸を引っ掛けるようにします。
切ったら板を下写真の様に折り曲げます。
折り曲げた板を送風口の軸にはめて、ラジオが入っている部分(インダッシュナビが入る部分)を覆ってみます。
今回使った1mm厚のポリプロピレン板は軟らかく車内の温度が高い夏季にはより軟らかくなって心もとないのですが、今回はこの板にナビを直接付けることにしました。
ポータブルナビ側は、ナビに付属している吸盤スタンドに付けるためのナビに付ける部分をそのまま借用します。
ラジオ部分に被せるポリプロピレンの中央部分に孔を4つ開け、上写真の様に丈夫な細い紐でナビとポリプロピレンを結んでしまいます。
また、送風口の軸に引っ掛けるだけでもカーナビは落ちませんが、やや下向きに傾いてしまうので、吸盤を付けて覆ったラジオに貼り付けます。吸盤で貼り付ける位置は、CDを入れる下です。
吸盤は、荷重300グラム、横穴付きというもので、百円ショップで買いました。
外すときは、上に持ち上げれ吸盤の位置がCDの挿入口に掛かって吸盤内に空気が入るので容易に外れます。
ナビとCD付きラジオの間に吸盤が入るのでタッチパネルの操作性は劣りますが、ラジオの表面に擦り傷を作りたくないと思えば我慢できます。
今回は試行錯誤しながら作ったので見栄えが悪いですが、硬い薄板を調達し、直射日光を遮る覆いなどを付ければ少しは見栄えも良くなるのでは、と思っています。