冷蔵庫で一晩寝かせたのが、下記写真のものです。
外見はヨーグルトです。食べてみると、甘味料が入っていないプレーンヨーグルトをちょっと酸っぱくした感じです。
市販されているLG21には砂糖と甘味料(ステビア)が入っているので味が違って当然ですが、ちょっと醗酵時間が長かったか、温度も高過ぎたかも知れません。やっぱりマイヨーグルト?
LG21で使っている乳酸菌は通常の空気に含まれる酸素濃度で死滅する乳酸菌を使っているので自家製は無理というのが、株式会社明治の公式見解のようです。 空気に触れると死滅すると言われれば無理かなとも思います。
では、出来たヨーグルトは?という疑問が沸きます。
前回挑戦したときは、雑菌の侵入を防ぐ目的で牛乳パックの明け口を狭いままでしたために、 種ヨーグルトを牛乳パックに入れるときに零してしまって1カップの5分の1ぐらいしか入れられず、そのまま作ってみました。 出来たのは、ちょっと酸っぱい牛乳で少ししか塊が出来ませんでした。
ですから、LG21に含まれているかも知れない別の乳酸菌か、何処からか侵入した乳酸菌が醗酵に関与したとすれば、かなりの量の菌が必要という事になります。
何処からか大量の菌が侵入することは考えられないので、LG21にはLG21以外の乳酸菌が大量に含まれているのか、LG21の自家製が作れたかのどちらかです。酸素に触れると死滅するとしても、空気に触れる表面のLG21乳酸菌は死滅してもそれ以外の場所にある菌は直ぐには死滅しないでしょう。全て死滅するなら製品のLG21ヨーグルトでも開封して食べている間に全て死滅してしまいます。 ただ、空気に触れると死滅するということは、製品のLG21を食べるときはなるべく空気に触れないように一気に食べてしまうのが効果的な摂取と考えられます。
今回作ったヨーグルトに含まれている菌を確認していないので、何の菌が含まれているか不明の「マイヨーグルト」にしておいた方が、このページを書いた私としては無難ですが。
2018/05/01
LG21ヨーグルトを種菌にして、今度はヨーグルトメーカーに夜具を掛けず、内側が銀色の煎餅の空き袋をかぶせただけで8時間セットしました。
室温は約24度で、8時間後、牛乳パックの外側から測った温度は46度、牛乳パックを開けてヨーグルト上部表面は39度でした。
表面に浮く水状のもの(乳清)は前回夜具を掛けた時より少なかったです。味も酸っぱさが控えめになりました。 容器全体から温めるような温度管理をしないと、特に室温が低い冬季は味が安定しないと思いました。
2018/05/19
アイリスオーヤマのヨーグルトメーカープレミアムIYM-012を使って作ってみました。
電子レンジで牛乳を40度ぐらいに温め、牛乳パックから100ccほど牛乳を取り、LG21を1カップを牛乳パックに入れて、牛乳パックの開封口を押さえてシェークします。
そして、42度8時間にセットしてIYM-012に入れ、室温が20度ぐらいだったので夜具を掛けました。
出来上がりは、和平フレイズ SD-161と大差ありませんでした。消費電力は、0.03KWでした。
2018/10/03
乳脂肪分0.6%に惹かれて低脂肪乳飲料で作ってみましたが、タンパク質が3.8%と普通牛乳の半分程度しかないからなのかまったく固まらず、味は乳酸菌飲料のカルピスを水で薄めたような不味さでした。 自家製では低脂肪ヨーグルトを作るのはスキムミルク(脱脂粉乳)を使った方が良いですね。