身近な自然と科学

グッピーの雑種1代目(F1)

対立遺伝子を持つ親同士の交配によって生まれた子を雑種1代目(F1)と呼びます。
対立遺伝子というのは、たとえば尾の長短というように逆に作用する遺伝子です。

2014年1月に生まれたグッピーの仔が3ヶ月近く経って特徴が顕著になってきました。
下写真の左が父親、右が母親です。

観賞魚店では雌雄を分けた水槽で飼われ、成魚でした。
グッピーの場合、仔の尾は父親、体色は母親から受け継ぐと言われています、 生後3ヶ月近く経った仔の雄魚は

尾の色は赤、形は扇形と先が丸い形がいます。

仔魚の雌は

尾形色彩共ほとんど母親と同じですが、尾に赤色が混 じっているのが極少数います。
グッピーでは、F1の中から良い雄と雌を選んで交配してF2をつくるのですが、まだ表に出ていない劣勢遺伝子が好みの色彩や尾をつくるかも知れませんから、小さな水槽がたくさん必要ですね。