皆既月食中にオリオン座を撮ってみた
2011年12月10日皆既月食を撮っている と、月が本影に覆われて暗くなっていくに連れて、月の南に、今まで気づかなかったオリオン座が姿を現してきました。
そこで、皆既月食と誰でも知っているオリオン座を一画面に収められたら・・・
と思って、月を撮っていた望遠レンズからF1.4 f50mmのレンズに替えました。
ところが、星野写真を撮るときには感じることですが、一眼レフカメラのファインダーは暗くて星が見えません。
辛うじて、爆発が迫っているというペテルギウス(0.6等)が見えるぐらいです。
その上、撮像素子の小さいデジタル一眼カメラでは35mmフルサイズと異なって、f50mmがf75mmの準望遠になってしまうので画角が狭まり、オリオン座と皆既月 食を一枚の画面に収めることは出来ませんでした。
写真は、ニコンD40+NIKKOR-S Auto F1.4 f50mm で皆既月食中にオリオン座を撮ったものです。
撮影地は光害が酷い住宅街です。
F1.4 露出5秒 ISO1600 三脚に固定
2011/12/10 23:15
F2.0 露出4秒 ISO1600 三脚に固定
2011/12/10 23:15
絞り開放より1段絞った方が良いですね。
一段絞ったら露出を2倍にしなければならないのですが、露出10秒を撮り忘れました・・・