身近な自然と科学

蜂蜜で乳酸菌飲料を作る

古い言い方をすると、人生は「一寸先は闇」と言いますが、便秘解消のためにヨーグルトを大量に食べ続けていたら、何故か中耳炎になってしまいました。ヨーグルトと中耳炎発症に因果関係があるとは思えませんが、中耳炎になった原因に心当たりが無かったので乳製品を食べないようにし、2ヶ月あまり掛けて中耳炎が完治した後でも乳製品を食べると気の所為だとは思いますが耳の中が痒くなるような・・・(笑)

因果関係のはっきりしない話はさておいて、市販ヨーグルトを種菌にして乳性タンパク質が少ない乳酸菌飲料が作れないか挑戦してみました。(市販の乳酸菌飲料には牛乳を使わないで乳酸菌を殖やしたものもあって、乳性タンパク質がかなり少ないものも多いのですが)
砂糖水だけでは作れないのは実験で判ったので、⇒ タンパク質の少ないヨーグルトを作る
今度は蜂蜜を使ってみました。
容器は、ヨーグルトメーカー(アイリスオーヤマ IYM-012)に付いていた容器では容量が少ないので、百円ショップのダイソーで108円で購入したアイスポットを使いました。容量は1.2リットルで、蓋を付けてヨーグルトメーカーに入れるとヨーグルトメーカーの蓋が1cmぐらい浮いてしまうのでアイスポットの蓋を外してラップを蓋代わりにしました。(このアイスポットは日本製ということです)

分量が判らないので、とりあえず、容器に蜂蜜150グラムを入れ、60度ぐらいのお湯730グラム入れて蜂蜜水を作り、その中に明治プロビオヨーグルトLG21を1カップ入れて攪拌。甘くも酸っぱくも無い変な味でした。
蜂蜜にヨーグルトを入れた状態

ヨーグルトメーカーを42度12時間保温にセットして出来上がったのが
蜂蜜水にヨーグルトで乳酸菌飲料?
3層に見えますが、2層です。下層はヨーグルトが沈殿したものです。
上の層を150CCほど飲んでみました。甘さが強い、甘酸っぱい蜂蜜湯でした。好みですが美味しいと思います。
が、乳酸菌目当てに飲むには酸っぱさが足りない(乳酸菌が少ない)と思ったので、更に、42度8時間保温すると、甘みより酸っぱさが強くなりました。
しかし、牛乳で作ったヨーグルトの酸っぱさには無っていないようです、残念。
冷蔵庫に7日間入れ置いたところ、甘みも酸っぱさが無くなってしまったので捨てました。